ディズニーにハマった日を書きなぐり
はじめまして。せーたいです。
どうぞ乱雑な文章をご覧あれ。
ディズニー沼にハマるまで
ある日、私とディズニー好きの友達(Nくん)は、「7月14日(2021年)にディズニーランドに行こう」と計画を立てました。私自身としては約11年振りのディズニーランドです。無論、経験が浅いためディズニーランドの知識など殆どありませんでした。そんな私にパークの魅力を知って欲しいとNくんが連れ回してくれるようでした。
彼は私にこう言いました。
「ディズニーランド行く前に絶対美女と野獣を見て欲しい!!」
ということで、パークに行く(インパする)前日はNくんの家に泊まって、美女と野獣を鑑賞しました。ディズニー映画をまともに観たことすら久々で、すっかりミュージカルの世界に見とれてしまいました。人脈の少ない私は人様の家に泊まったことなんて記憶上1回ほどだったので、インパ前日にも関わらず、映画鑑賞と相まって強い高揚感を抱いていました。お風呂から上がったNくんは東京ディズニーリゾート製のボクサーパンツを履いており、格の違いを感じたところで就寝。
そして翌朝、6時30分頃起床。
こんなにも目覚めが気持ち良かったのは何年振りでしょうか。昨日抱いた高揚感はなかなか消えてくれません。いいえ、消えてくれる必要などありません。だって今日はディズニーランドに行くのですから。
10時開園(当時まん防やらなんやらで営業時間が短縮されていた)のディズニーランドに向けて着替えやその他諸々、着々と準備を進めていきます。私はどのような服装でディズニーランドというエンタメの頂点に挑めばいいのかもわかりませんでした。ただ「ディズニーってよく耳をつけてる人いるから、少しでも動物要素があればいいんじゃね」と解釈していたので、中央あたりにサイケデリックな色彩の子猫がプリントされているTシャツを着ていきました。かつて知人に「血色の悪い猫だな」と評されたTシャツです。
Nくんはというと、ミッキーの耳とターバンのようなバンダナが付いたイヤーハットを被り、海賊っぽい柄のステテコパンツで、「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出てくる海賊を彷彿とさせるコーデをするようでした。やはり格も気合いも違います。
そして数十分後、家を出て、電車を乗り継ぎ、ディズニーランドのある舞浜駅に到着しました。流れるようにエントランスに到着し、開園を待っている際に作戦会議を行いました。
Nくんは言いました。
「まずガストンの酒場に行って…」
ガストンの酒場!?!?!?!?
あの美女と野獣のガストンの酒場!?!?!?
私は、昨日観た「美女と野獣」の世界が本当に実在する(再現されている)と聞き、衝撃を受けました。まだこの目で確かめていないのに。
衝撃は癒えぬまま、10:00、ディズニーランドにイン。「『美女と野獣』のエリアへと足を運ばせよう…!」と気が早まる中、友達が最初に連れて行ってくれたのは、、、、
シンデレラ城前の、ディズニーランド・バンドの演奏。
何これ、、、アトラクションに走るでもなく、空いてるうちにレストランに行くでもなく、、、演奏を聴く、、、???
とても優雅じゃないか、、、、!!!!
ディズニーランドと言えば、やはり「開園ダッシュ(ダメなやつ)」をして、目的地へいち早くいかなければならないイメージがあったので、もうこの時点で私の固定観念はぶっ壊されました。
演奏曲は''ミッキーマウスマーチ''だとか''君はともだち''という無印トイストーリーの主題歌だとか、聴き覚えのある曲がチラホラ。知らない曲が演奏されても、素人でもわかるくらいのクオリティの高さに惹かれてしまいました。
約10分の演奏を終え、ドラムをドンチャドンチャしながらバンドメンバーは退場しました。
この時点で既に感じてしまったのです。
「ディズニーランド、良…」
と。
ディズニーランド・バンドの余韻に浸っている間もなく、我々が向かったのは、念願の『美女と野獣』のエリア。向かう道中、足を一歩ずつ進めるごとに、緊張と興奮が高まっていくのを感じました。
そして、美女と野獣エリアへ…
「……!!!!!」
そびえ立つ厳かな野獣の城、街並みの再現度の高さ、レストラン''ラ・タベルヌ・ド・ガストン''の甘い香りとうめぇ飯をこの身で体感したわけです。卓越した世界観の体現に唖然としてしまいました。むしろこれは現実なのか…?と疑問を抱くレベル。
「しかしまてよ、このエリア以外にもディズニー作品にまつわるエリアやアトラクションがあるんだろう???」
そう思ったが最後、私はディズニーという沼につま先を入れ始めました。
時は少し経って半年後、2022年2月、この時既にディズニーに関する何かが数日置きに脳裏を過ぎるようになっていました。そんな状態で、またもやNくんとインパする予定を立てました。しかも今回はなんと、お泊まりディズニーなるものでした。
お泊まりディズニー1日目は舞浜駅の出口を出て左側にある商業施設「イクスピアリ」や、舞浜駅からディズニーランドへ行く道中にある、パーク限定品が販売されているショップ『ボンボヤージュ』に行くなど、舞浜駅を満喫した後にホテルへ向かいました。宿泊先はディズニーランドの出入口の真ん前にあるホテル、『ディズニーランドホテル』でした。しかもお部屋はパークグランドビューでした(しかもしかも全9階のうち泊まった部屋は8階)(ディズニー初心者がやることか)。
早速部屋に入り、カーテンを開けると、とんでもない景色が広がっていました。
それがこちら⤵︎ ︎
な!?!
うわ!うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!
その場で出せる語彙を最大限に放出しましたが、まるで幼児退行し喃語みたいな言葉しか出てきやしません。
脳内から消えつつあった日本語を取り戻してもう一度、この圧倒的なロケーションを目にして叫びました。
すげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
数分後、やっと正気に戻りました。
そしてようやく、「ここは紛れもない''現実''だ」と感じ取りました。そう、''幻想''を作り上げるために建築家やデザイナー、プログラマー、キャストなどの数多の人の創意工夫があってこその場所なのだと。
計算され尽くしたかのようなパークのレイアウトに感銘を受けました。
私はディズニーが織り成す世界に感化され、映画やパーク、イベント等の情報を収集したいと思い、とうとう…
ディズニー用のTwitterアカウントを開設しました。
おわり(はじまり)